年末が近づきお正月の準備を考え始めると、お雑煮や焼き餅に欠かせないのし餅をどこで予約しようか迷ってしまいますよね。スーパーの特設コーナーで手軽に買えるものもあればお米屋さんのこだわりが詰まったものもあり、のし餅の値段は場所によって意外とバラつきがあるものです。特に2026年シーズンは前年から続く令和の米騒動の影響もあり、のし餅の値段相場が少し上がっているのかなと不安を感じている方も多いかもしれません。せっかくお正月というハレの日に家族で食べるものですから、予算に合わせつつも最高に美味しいお餅を選びたいですよね。
この記事では2026年最新の価格動向や1升が何キロくらいの重さになるのかといった基礎知識、さらにはカビさせないための賢い保存方法までどこよりも詳しくまとめてみました。これを読めばのし餅の値段相場をしっかり把握して、納得のいくお正月準備ができるようになるはずですよ。
- 2025年から2026年にかけてののし餅の最新価格相場と米不足による具体的な影響
- JA直売所やスーパー、米屋など各販売ルートごとの値段の違いと賢い選び方
- のし餅1升が何キロになるのかといった重量の目安と適切な人数の数え方
- カビを防いで美味しさを長持ちさせるワサビ活用術や正しい冷凍保存のコツ
のし餅の値段相場と2026年最新の販売店情報
まずは、お正月準備の予算を立てる上で最も重要な「今、のし餅はいくらで買えるのか」という最新のマーケット情報について詳しく見ていきましょう。販売店によって価格設定の考え方が大きく異なるため、比較のポイントを絞って深掘りしていきますね。
2025年から2026年の値段高騰と米不足の影響

お正月の食卓を彩る「のし餅」ですが、2026年シーズンは例年と異なる状況にあります。前年から続く「令和の米騒動」の影響で、原料となるもち米の仕入れ値が約1.5倍に高騰しており、のし餅1升(約2kg)あたりの店頭価格も前年比で400円〜600円ほど上昇しているのが現状です。
購入時に知っておきたい基本は「量」の目安です。のし餅1升は、切り分けると約40〜50枚(50g換算)になり、10〜15人で楽しむのに適したボリュームです。少し価格が高騰している今年だからこそ無駄にしないための「保存術」が重要になります。
2027年の正月は「量より質」を重視し、JA直売所や信頼できるお米屋さんで、「水稲もち米100%」の鮮度高い一枚を賢く選んでみてください。
(出典:農林水産省『米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針』)
※価格や在庫状況は2026年1月時点の市場予測に基づきます。店舗により予約締切が早まる場合があります。
2026年のお正月、のし餅が高いのはなぜ?米不足の影響と賢い対策

2026年の冬、店頭に並ぶ「のし餅」の価格を見て例年より少し高いと感じている方も多いのではないでしょうか。家計を守る上で無視できないこの価格高騰の背景には、2024年夏から続く米の需給バランスの変化が深く関わっています。
2024年に起きた主食用米(うるち米)の不足を受け、生産現場では主食用米の増産が優先されました。その結果、「もち米」の作付けが相対的に調整された地域があり、2025年から2026年にかけて、もち米の卸売価格が高止まりする一因となりました。地域や銘柄によっては原材料価格が前年比で数割以上上昇しているケースも見受けられます。
東京都内の小売店や専門店の状況を見ると、のし餅1升(約1.8kg〜2kg)あたりの価格は、3,500円〜4,500円程度が一般的な中央値となっています。2024年以前と比較すると400円〜600円程度の値上がりとなっており、かつてのような「1升3,000円以下」で見つけるのは難しくなっているのが現状です。
家計を守るための「情報収集」と「タイミング」 農林水産省の指針によれば、今後の新米流通により需給の安定が期待されていますが、需要が集中する年末ののし餅に関しては大幅な値下がりは期待しにくい状況です。しかし、こうした状況下でも「のし餅」にはメリットがあります。個包装の切り餅に必要な「パッキング工程」や「包装資材費」が抑えられているため、高品質な餅を求めるなら実はのし餅の方がグラム単価で割安になる傾向は変わっていません。
対策のポイント
- 早めの予約: 原材料の確保状況により、例年より予約を早く締め切る店舗が増えています。
- JA直売所の活用: 流通コストが抑えられているため、比較的良心的な価格で手に入る可能性が高いです。
※注釈
- 本記事の価格相場は2026年1月時点の調査に基づきます。
- 参照:農林水産省『米穀の需給及び価格の安定に関する基本方針(令和7年策定版)』。実際の価格は各店舗や産地により異なります。
イオンやスーパーの予約時期と店頭販売のコツ

仕事や家事で忙しくお米屋さんまで足を運ぶのが難しい方にとって、イオンやイトーヨーカドーなどの大手スーパーは、年末準備の強い味方です。スーパーで購入する最大のメリットは「日常の買い物ついでに予約・受取が完結する効率性」にあります。
2026年の傾向として、前年からの米価高騰の影響もあり、各社とも自社アプリを通じた「早割ポイント進呈」や「特定日の還元キャンペーン」を強化しています。例えば、5のつく日や日曜日のポイントアップを活用することで、実質的な購入価格を賢く抑えるのが今年のスマートな戦略です。
予約のデッドラインと当日販売のコツ
スーパーでのし餅を確実に確保するなら「12月20日」を予約の最終期限と考えて動くのが正解です。この日を過ぎると、当日販売分を奪い合うことになり、入手難易度が急激に上がります。
- 予約を逃した場合: 12月28日〜30日の「開店直後」に特設コーナーへ向かいましょう。
- ネットスーパーの活用: 重さ約2kgの「1升サイズ」を運ぶのが大変な方は、イオンネットスーパー等の予約配送が便利です。ただし、年末は配送枠が早期に埋まるため、12月中旬までの確保を推奨します。
さらに賢く買うためのチェックポイント
- 公式アプリの事前登録: 「お正月予約」専用のクーポンが配信されていないかチェックしましょう。
- 適切なサイズ選び: 1升が多すぎる場合は、500g〜1kg程度の「ハーフサイズ」を組み合わせるのが、フードロスを防ぐコツです。
【誠実な注釈】 ※予約締切日や取り扱い状況、ポイント還元率は店舗・地域により異なります。また、大晦日の値下げ販売は在庫状況に左右されるため、確実に手に入れたい場合は予約をおすすめします。
餅は餅屋!専門店で買う「本物ののし餅」が愛される理由

お正月という特別な節目だからこそ、価格以上に「味の感動」を大切にしたい。そんな方に選ばれているのが、町の米穀店や老舗和菓子店が手掛ける「本格的なのし餅」です。
1. 厳選された「最高峰の銘柄米」 専門店の強みは、その年で最も品質の良いもち米を厳選できる目利きにあります。
- 新潟県産「こがねもち」:もち米の王様と呼ばれ、色の白さと、焼いた時の豊かな香りが格別です。
- 富山県産「新大正糯(しんたいしょうもち)」:絹のようななめらかさと、非常に強いコシを併せ持つ希少な品種です。 これらの品種を指定して購入できるのは、専門店ならではの贅沢と言えるでしょう。
2. 伝統の「石臼と杵つき」が生む高密度な食感 多くの専門店では、今も石臼と杵での「杵つき」を大切にしています。機械で攪拌(かくはん)する製法に比べ、杵で叩き上げることでデンプンの分子が緻密な網目構造を形成します。これにより、噛むほどに甘みが広がりお雑煮に入れてもドロドロに溶けにくい、力強い弾力が生まれるのです。
3. 熟練の技「手返し」による究極の喉越し 餅の状態を指先で確認しながら瞬時に返す「手返し」は、職人の経験が問われる工程です。余分な「手水(てみず)」を極限まで抑えることで、水っぽさのない、お米の密度がギュッと詰まった餅に仕上がります。
専門店ののし餅は水と米だけで作られる「完全無添加の生もの」です。そのため手元に届いてからの鮮度管理は欠かせませんが、その手間さえも「冬の風物詩」として楽しめるほど、つきたての風味は格別です。
職人の魂が込められた一枚を家族で囲む。それこそが、新しい一年を祝う最高のご馳走になるはずです。
※注釈
- 専門店ののし餅は保存料不使用のため、常温では数日でカビが発生します。食べきれない分は、柔らかいうちに切り分けて冷凍保存してください。
- 2026年現在、原材料(もち米)の高騰により、事前予約制を導入している店舗が増えています。早めの確認をお勧めします。
重いお餅は玄関まで。通販で「当たり」ののし餅を選ぶ3つの鍵

近年、お正月用の「のし餅」を楽天市場やYahoo!ショッピングなどの通販で購入する方が増えています。かつては鮮度が懸念されましたが、現在は「つきたての急速冷凍」や「高密度の真空パック」など風味を落とさず自宅に届ける技術が確立されています。
通販を利用する最大のメリットは全国の銘柄米を使ったお餅を比較できること、そして重い荷物を運ぶ手間がないことです。のし餅1升は約2kg、2升ともなれば4kgを超える重量になるため、車での移動が難しい方や近隣に専門店がない方にとっては非常に心強い選択肢となります。実際の店舗と通販で1kgあたりの価格がどのくらい違うのか、[のし餅はどこで買えるかまとめた比較表]を参考にしながら、予算に合った購入先を検討してみてください。
失敗しないためのチェックポイントは以下の3点です。
- 2026年現在の相場では、送料込みで2kg(1升)あたり4,000円〜5,500円前後が目安です。店頭価格より高く見えますが、玄関までの配送料やポイント還元を考慮すれば、実質的なコストパフォーマンスは決して悪くありません。
12月27日〜30日の到着指定は非常に人気が高く、12月上旬には予約枠が埋まってしまう店舗も少なくありません。早めの確保が鉄則です。
「三代目米人」や「昌栄堂」など、レビューが豊富で品種(こがねもち等)や製法を明記しているショップは品質のブレが少なく安心です。
誠実な注釈: 年末の物流混雑や天候の影響により、配送に遅延が生じるリスクはゼロではありません。お雑煮を食べる当日に届くよう設定するのではなく、1〜2日の余裕を持った配送指定をおすすめします。
のし餅の値段に見合う1升の重さや保存法の全知識
値段相場や購入場所を把握した後は、のし餅そのものの「スペック」について知識を深めておきましょう。「1升」という昔ながらの単位が、具体的に今の私たちの生活でどれくらいの量にあたるのかを知っておくことは、余分な出費を防ぐためにも大切です。
1升は何キロ?重さや切り餅何枚分の人数目安

のし餅の注文票で見かける「1升(いっしょう)」という単位。実はお餅になると、原料の時よりも重くなることをご存知でしょうか?2026年はもち米の価格が依然として高値圏にあるため、「わが家に最適な量」を正確に把握することが賢いお正月準備の第一歩です。まず、基本の単位を整理しましょう。「1升」は10合分(約1.8L)のもち米を指しますが、蒸してつく工程で水分が含まれるため、完成したのし餅の重さは約1.8kg〜2.0kgまで増えます。
【2026年版】のし餅・量選びの目安表
| 注文単位 | 出来上がりの重さ | 枚数目安(50g換算) | おすすめの世帯 |
| 半升(0.5升) | 約0.9〜1.0kg | 約15〜20枚 | 1〜2人暮らし / お雑煮程度で楽しむ方 |
| 一升(1升) | 約1.8〜2.0kg | 約35〜40枚 | 3〜4人の標準世帯 / おやつにも活用 |
| 二升(2升) | 約3.6〜4.0kg | 約70〜80枚 | 5人以上の大家族 / 親戚の集まりがある方 |
例えば4人家族の場合、3が日の朝にお雑煮(1人2個)を食べるだけで24枚を消費します。これに「磯辺焼き」や「お汁粉」を数回加えると、1升(約2kg)が「余らせずに使い切れる」理想的なボリュームとなります。
のし餅は、厚さ約1.5〜2cmの一枚板で届きます。2kgという確かな重みは、ハレの日ならではの贅沢。高価な2026年のもち米だからこそ、この「重さ」と「枚数」を参考に、最後まで美味しく食べ切れる最適なサイズを選んでくださいね。
※製品重量は、搗き上げ時の水分量や乾燥具合により前後します。執筆時点の標準的な目安としてご参照ください。
カチカチの「のし餅」を安全に切る!レンジ活用の裏技

のし餅を購入して一番の難関となるのが「切り分け作業」です。つきたて当日は柔らかすぎて包丁にくっつき、2日も経つと石のように硬くなって刃が立たない……。そんな悩みから解放される裏技を伝授しますね。キーワードは「適度なα化」です。完全に硬化してしまったのし餅に無理に包丁を入れようとすると、手が滑って怪我をする恐れがありますが、電子レンジを味方につければ、驚くほど簡単に、まるでバターを切るようにサクッと切り分けられるようになるんです。
- 分割して加熱するのし餅が大きすぎる場合は、まず電子レンジに入るサイズに(可能なら)分けるか、端から少しずつ加熱します。
- 加熱時間は「秒単位」で調整耐熱皿に乗せ、500W〜600Wでまずは30秒〜40秒加熱します。目的は「ドロドロに溶かすこと」ではなく「芯にわずかな柔軟性を持たせること」です。指で押して、表面が少し凹むくらいがベストな状態です。
- 包丁に「滑り」を作る包丁の刃の両面に少量のサラダ油を塗るか、水で濡らしたキッチンペーパーでこまめに刃を拭きましょう。これだけでお餅の付着を劇的に防げます。
- 「押し切り」で体重を乗せる包丁を前後に動かす「引き切り」は、硬い餅には不向きです。包丁の先端をまな板につけて支点にし、もう片方の手を包丁の背(峰)に添えて、真下にグッと体重を乗せる「押し切り」を。テコの原理で最小限の力で真っ直ぐ切ることができます。
この方法なら、専門店で買った本格的なのし餅も、ご家庭で安全に美しく切り分けることができます。
※注釈
- 加熱しすぎるとお餅が溶けてまな板に張り付き、かえって作業が困難になります。様子を見ながら慎重に加熱してください。
- 包丁の背に手を添える際は、滑らないよう乾いた布などを使って十分に注意してください(執筆時点の安全指針に基づく)。
のし餅と切り餅の違いと原材料や添加物の真実
のし餅の値段を比較していると、スーパーに並ぶ安価な切り餅が魅力的に見えることもあるでしょう。しかし、2026年現在も「伝統的なのし餅」と「低価格な切り餅」の間には、原材料と製法における決定的な境界線が存在します。
一部の極端に安価な切り餅には、日持ちを優先するために「pH調整剤」や「グリシン」といった添加物が含まれる場合があります。これらは微量ですが敏感な方は独特の酸味や香りを感じることがあります。また、こうした製品は「もち米の粒」ではなく「米の粉(もち粉)」を原料にしていることが多く、お餅本来の粘りやコシが損なわれ焼いた際に中が空洞になりやすいのが難点です。対して信頼できるお米屋さんなどの「のし餅」の原材料欄は、「水稲もち米」のみという潔さです。保存料を一切使わない生餅は、パック餅よりも含水率が高く保たれています。この水分こそが焼いた際に「外はパリッと、中はとろりと伸びる」最高のご馳走感を生み出すのです。
ただし、のし餅は水分が多い分、お雑煮などで長く煮すぎると溶けやすいという側面もあります。ハレの日の食卓だからこそ、素材の力を引き出すために「焼き色をつけてからサッと汁に入れる」といった少しの手間を惜しまない。そんな「食べ方の作法」まで含めて楽しめるのが無添加のし餅を選ぶ最大の贅沢といえるでしょう。
※「水稲もち米100%」と表記されたパック餅も存在しますが、つきたての鮮度を味わえるのは「のし餅」ならではの特権です。
カビを防ぐ「ワサビ保存術」と美味しさを守る冷凍のコツ

つきたての美味しさが魅力の「のし餅」ですが無添加ゆえにカビとの闘いは避けられません。特に気密性の高い現代の住宅では室温によってわずか2〜3日でカビが発生することもあります。そこでおすすめしたいのがワサビの力を借りた保存術です。ワサビに含まれる辛味成分「アリルイソチオシアネート」は、非常に高い抗菌・抗カビ作用を持っており食品保存の現場でも応用されている技術です。
ワサビを使った「防カビ保存」の手順
- 密閉容器を用意する:大きめのタッパーや、厚手の食品保存袋を準備します。
- ワサビを配置する:お弁当用のカップなどに、チューブの生ワサビを3〜5cmほど出します(容器1リットルが目安)。
- 直接触れないように密閉する:ワサビがお餅に触れないよう容器の隅に置き、蓋をしっかり閉めます。
成分が容器内に充満することでカビの繁殖を抑えます。直接触れなければ、お餅に辛味や匂いが移る心配もほとんどありません。
「冷凍保存」はスピードが命
三が日を過ぎても食べきれない分は「カビが生える前」に冷凍しましょう。お餅の劣化(デンプンの老化)を防ぐには何よりスピードが重要です。
- 個別包装: 一つずつラップで、空気が入らないようぴっちり包むのが鉄則です。
- 二重密閉: さらにフリーザーバッグに入れ、中の空気をしっかり抜いて閉じます。
この方法なら、表面の乾燥(ひび割れ)や「冷凍焼け」を防ぎ、約1ヶ月間はつきたての風味をキープできます。お正月の賑わいが過ぎた後も、賢い保存術で「本物の味」を最後まで無駄なく味わい尽くしましょう。
※注釈
- ワサビ保存はあくまで「発生を遅らせる」ための補助的な手段です。過信せず、早めの消費を心がけてください。
- 万が一カビが生えてしまった場合は、内部に菌糸が広がっている可能性があるため、食べるのは控えましょう。
限定品やご当地の味。お正月の食卓を彩る「変わり種のし餅」の楽しみ方
定番の白いお餅も良いものですが、お正月の食卓にちょっとした驚きを添えてくれる「変わり種のし餅」を探してみるのはいかがでしょうか。
まず注目したいのが、カルディコーヒーファームで年末の数日間だけ限定販売される「飛騨高山こだわり生のし餅」(※店舗により名称が異なる場合があります)です。杵つき製法による強いコシと伸びが特徴で、入荷を待ち望むファンも多い人気商品。2026年現在は原材料高騰の影響もあり、700gで1,300円〜1,500円前後が目安となりますが、その品質は専門店にも引けを取りません。例年12月25日のクリスマス前後から店頭に並び始めますが、入荷数が限られるためお近くの店舗で事前に予約・入荷情報の確認をしておくと安心です。
また、地域の特産品が集まる「道の駅」は、その土地ならではの伝統的なお餅に出会える宝庫です。例えば、千葉県や茨城県などの直売所では、以下のような個性豊かなのし餅が並びます。
- 玄米のし餅: 香ばしさとプチプチとした食感が特徴。
- よもぎ・青のりのし餅: 焼いた瞬間に立ち上る香りが絶品。
- 黒豆のし餅: 豆の甘みと塩気のバランスが良く、そのまま焼くだけでご馳走に。
これらは農家さんによる手作りのものが多く、12月中旬から下旬にかけてスポット的に販売されます。保存料を使用していない「生もの」が多いため、購入後は早めに切り分けるか、前述したワサビ保存術や冷凍保存を活用しましょう。いつものお正月に地域の息吹やこだわりの製法が詰まったお餅を添えて、新しい一年の始まりを彩ってみてください。
注釈: 入荷時期や価格、取り扱いの有無は各店舗や地域により大きく異なります。訪れる際は、公式サイトや公式SNSでの事前確認をおすすめします(執筆時点:2026年1月)。
Q&A:購入前に知っておきたいこと
- 2026年の「のし餅1升」の適正価格はいくらですか?
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3,500円〜4,500円(店頭受取)が2026年の標準的な適正相場です。 2024年からの「令和の米騒動」によるもち米高騰の影響で、前年より400円〜600円値上がりしています。通販(送料込)の場合は4,000円〜5,500円が目安となります。これより極端に安いものは、原材料が「もち粉(加工米粉)」であったり、添加物が含まれていたりする可能性があるため注意してください。
(参考:農林水産省『米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針』 ) - 家族4人の場合、1升(約2kg)は多すぎませんか?
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4人家族なら「1升」が最もおすすめのサイズです。無駄にはなりません。
1升を切り分けると、標準的なサイズ(約50g)で約40〜50枚分になります。4人家族で3が日の朝にお雑煮(1人2個)を食べるだけで24枚を消費します。残りは磯辺焼きやお汁粉に数回活用すれば、1週間以内に美味しく食べ切れる量です。保存が不安な場合は、記事内で紹介している「冷凍保存」を活用しましょう。
(参考:農林水産省『米の流通状況等について』) - スーパーの安い切り餅と、専門店の「のし餅」は何が違うのですか?
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A. 原材料が「水稲もち米100%」か、保存料(pH調整剤等)が含まれているかの違いです。 専門店やJAで販売されるのし餅は、厳選されたもち米と水のみで作られており、焼いた時の伸びと米本来の甘みが格別です。一方、安価な製品は「もち粉」を使用していることがあり、焼くと中が空洞になりやすい傾向があります。2026年は特に原料費が高いため、ラベルに「水稲もち米」と明記されているものを選んでください。
- カチカチに硬くなった「のし餅」を安全に切る方法はありますか?
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電子レンジで30秒〜40秒加熱し、包丁を「押し切り」するのが最も安全で確実です。 無理に力で切ろうとすると怪我の原因になります。500Wのレンジで表面が少し柔らかくなる程度に加熱することで、デンプンがわずかにアルファ化し、バターを切るような感覚で刃が入ります。包丁の刃に少量の油を塗るか、水で濡らすとさらに付着を防げます。 (参考:消費者庁『餅による窒息事故及び調理時の注意』)
- 無添加の餅はすぐにカビますが長持ちさせる秘策はありますか?
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密閉容器に「練りワサビ」を一緒に入れるだけで、カビの発生を1〜2週間抑制できます。 ワサビに含まれる抗菌成分(アリルイソチオシアネート)がガス状になって容器内に充満し、カビ胞子の繁殖を抑えます。お餅にワサビが直接触れないよう、お弁当用カップ等に入れて隅に置いてください。数日以上食べない場合は、1個ずつラップをして「即冷凍」するのが美味しさを保つ正解です。
まとめ のし餅の値段と賢い買い方を再チェック

2026年最新の「のし餅」事情、最後にお買い物で失敗しないための重要ポイントを再チェックしましょう。前年から続く米不足の影響により、今シーズンは1升(約2kg)あたり4,000円〜8,000円前後と価格に幅が出ています。だからこそ、自分の目的に合った「販売ルート」の選択が重要です。
- 価格と鮮度重視なら「JA直売所」:地元の農家直送ルートは、流通コストを抑えた予約が可能です。
- 利便性とポイント還元なら「大手スーパー」:いつもの買い物ついでに受取可能。アプリ予約の還元を狙いましょう。
- 品質と品種で選ぶなら「お米専門店」:新潟産「こがねもち」などのブランド指定や、伝統的な「杵つき」の風味は格別です。
忘れてはいけない「3つの鉄則」
- 予約は12月20日までに完了させる
当日販売分は争奪戦になりやすく、確実に手に入らないリスクがあります。遅くとも20日までには予約を済ませましょう。 - 「1升=約2kg」のボリュームを把握する
4人家族なら3が日で使い切れる約40枚分(切り餅換算)が目安です。約27cm×20cmの一枚板が届くため、冷蔵庫の空きスペース確保も忘れずに。 - カビ対策は「密閉」が命
ワサビを添える保存法は有効ですが、タッパー等で完全に密閉することが科学的な防カビの条件です。数日以上食べない分は、迷わず小分けして**「即冷凍」**しましょう。
2026年のお正月。少し背筋の伸びるような「つきたての本物」を味わうことで、皆様の新年がより豊かで、素晴らしいものになることを心より願っております。
※価格や予約締切は店舗ごとに異なります。最新のチラシや公式サイトでの最終確認をおすすめします。

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